クワガタデザインの軌跡2

どうも、ほるまです。

今回のクワガタメダロットはデザインの都合上、左手首がありません。

これ、漫画演出上ちょっと危なっかしいんですね。
両手で何かを持ち上げるシーンとかが描けない。

また、商売上もちょっと危なっかしい。
色々とね。
色々は、色々ですよ、色々。

で、ダメ出しがあった場合にそなえてこんなんも考えていました。
(ダメ出しが無かったので、今日まで誰にも見せていませんでしたが)

クワガタデザインの軌跡2

クルッと回って、手首が出て来ます。
…っていう、言い訳です。

今日はここまで!

2010-04-23 17-27-16
クワガタデザインの軌跡1

どうも、「非実在科学」を描き青少年の健全な育成を阻害している、ほるまです。 

シリーズものの新メインキャラクターをデザインする上でのちょうどいいバランスというのは、
「そのシリーズを好きな人には拒絶される大変化」
「そのシリーズに興味のない人にはどこが変わったのかわからない小変化」
この2つの条件の重なるあたりにあります。

ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムなんかもそこのバランスに気を使っていますね。

今回のクワガタメダロットは、そのバランス的にかなりスムーズに上手くいきました。
デザイン、ほぼ一発O.K.でした。

生き物をモチーフとしたデザインを考える際、連想される何かを混ぜるといいようです。
例えば「タヌキに茶釜」「キツネに神社」「クロネコに魔女」「カマキリに尼さん」とか。
自然物より、文化の産んだ人工物を混ぜた方が、上手く出来ます…少なくとも私はね。
そうでないと、「ディテールの少ない、ただの生き物の角張ったの」になっちゃいますからね。

今回のクワガタメダロットが何をモチーフにしているか、モーフィング風に描いてみました。

クワガタデザインの軌跡

そでの家紋は本来後ろ側にあるものですが、それじゃ見えないので内と外の両方につけてみました。
袴や、胸元の手首がちょいポイントです。

今日はここまで。
次は、細部をちょっと。

2010-04-16 18-23-57
H.R.ギーガーよりも

どうも、ほるまです。

私がいくつか持っている色々な標本のひとつ。
ミナミバクダンウニです。

H.R.ギーガーよりも1

H.R.ギーガーよりも2

まあ、トゲトゲだの中身だのは無いんですけどね。
ちょっと写真がボケちゃってますが、スゴいですよ、こいつは。
丸いのはトゲトゲの基部ですかね。
クネクネとジッパーみたいな線が入っているのも見栄えしますね~。

H.R.ギーガーもかないませんね、こいつには。
「作った物より作らなかった物の方が優れている」
ですね。

ところでウニってぇのは、どこがどう成長するんですかね?
成長線みたいなのは見えませんがね。
丸い形を保ったまま固い殻がどう成長するのか?
気になりますわ。

2010-04-09 22-07-07
生暖かい眼差し

どうも、ほるまです。



「大人ぶる」
それは子どもの特権。
大人は大人ぶれない。
ホントに大人だから。

「大人ぶる」
それは子どもの特権。
同時に「子どもである証し」



本屋を物色していると、数人の男子高校生が群れてたのよ。
見た所、校則違反等は出来ない程度の。
まぁ普通の高校生ね。
会話が聞こえた。
声が大きいので。

(恐らく意図して)周囲に聞こえる声量で、卑猥な単語を発していた。
「そんな事、平気で言えちゃう。それが大人。そんなオレ。」
というイメージがあるのだろうね。
実際は大人は、ほとんど卑猥な言葉なんぞ使わないのだけどね。

もう、幼稚園児が「ウンコ!ウンコ!」を連呼して大爆笑してんのと大差ない。

今度は吸ったタバコの銘柄を指折り数え始めた。
どうやら、多くの銘柄を吸った方が偉いという「何か」があるようだ。
「色んなタバコ吸っちゃう。それが大人。そしてそんなオレ!」
というイメージがあるのだろうね。
実際は大人は、そう多くの銘柄を吸ってみてないような気がするが。

何か、微笑ましい。
「もう少し、大人になれよ」って気もするが、何か、微笑ましい。
勿論、本人らはそんな眼で見られているなんて思ってないだろうさ。
「きっと、一目置かれているに違いない」とくらいに思っているんだろうさね。



微笑ましい、微笑ましい。
もう、生暖かい目で見守っちゃう。

日本の未来は残念ながら君たちの両肩に引っ掛かっているよ!

2010-04-02 17-42-02
ミクロラプトル・グイ

どうも、ほるまです。 

昨年、子ども向けの本で恐竜の絵を描きました。
モノクロですが、図鑑の様に正しく26種類。
正しくと言っても、もういない生き物ですから、専門家に監修者になっていただいてね。

監修者さんとのやりとりの回数は少ないほうがスムーズなので、わからない事は事前に色々調べたりしました。
まぁ、調べると面白いですね。
グレーゾーンっていうか、解釈の割れる部分は面白い。



で、ミクロラプトル・グイ。
脚にも翼みたいなのがありますね。
本では図の様に(図は本に載せた絵ではありませんが)脚を開かせました。
大まかに分けて「脚を開いて飛んだ」という説と「脚を揃えて垂らして飛んだ」という説の2つがあり、監修者さんは前者を選びました。

ほとんどの恐竜は後脚を開く事は出来ません。
つぅか、後脚を開ける恐竜の化石は発見されていないんじゃないでしょうかね。
多分、ミクロラプトル・グイはそこまで深く調べられていません。
でも、樹上生活に高度に適応したなら、脚を開ける種だったのかもしれません。

ググググレーゾーン!

もっと根本的な部分でも意見は割れている様です。
「そもそもコイツ、本当に空を飛べたのか?」ってトコからして、怪しまれています。
「飛ぶには重過ぎるし、重心の位置もおかしい体」だってぇのが、うまく飛べなかったんじゃないかと疑われているようです。



私は学者じゃないので、詳しいことはわかりませんが、想像してみるわけです。
楽しいから。
「条件A、Cが成り立ちうる、その中間点条件Bを求めよ」みたいなのはフィクションを作る方法によく似てるのね。

…彼らは樹冠生態系の住人だったのだとしましょう。
まぁ、多分そうでしょう。
普段は猿の様なゆっくりした移動で充分。
そうでない移動方法が行われたとすれば、それは「敵から逃げなきゃならない時」だったでしょう。
右を向いても樹冠。
左を向いても樹冠。
どこか特定の場所へ行きたいわけじゃなく、敵から離れたい状況。
なら「飛ぶには重過ぎるし、重心の位置もおかしい体」が充分に役立ったはずです。

不格好にグルグルまわりながら落ちたのだと思うわけです!

でっかいモミジの種みたいに。
予測不能(ご本人にとっても予測不能)な斜め下に落ちれば、敵は追って来られなかったでしょうからね。
ランダムなグルグルに拍車をかけた翼は、「どこかに適当に引っ掛かる」役目も果たしたでしょう。

ま、わかりませんが。
楽しいのは確かです。



ちなみに図の色彩はオオフウチョウをモチーフにしました。
これだけ派手な生き物でも、それなりにカウンターシェード(航空迷彩)っぽくなってるのね。
すごいのね。

20100326_horuma

2010-03-26 17-11-05